九州あご文化推進委員会

"面白くてためになる"あごの基礎知識とちょっとしたトリビア

あごの栄養価とは

あごのすべてに栄養が詰まっています

「あご」はその美味しさだけでなく、高い栄養価にも注目が集まっています。鰯など一般的な青魚よりも脂質が少ないためカロリーが低く、筋肉や内臓組織のもととなるたんぱく質を多く含み、ダイエット中の食事としても最適です。さらに血液をサラサラにする不飽和脂肪酸のEPA、DHAや、糖質がエネルギーに変わる働きを助けるビタミンB群のナイアシンも多く含まれています。それらの栄養価を逃さない調理法として「あご全体を食すること」が大切です。

EPA、DHA、ナイアシンは水溶性の栄養成分になるため、刺身がおすすめ。あごだしとして調理する場合は、だしをとった水分だけを使うと、うま味成分だけを摂取することになるため、栄養を多く取りたいのなら、だしがらも含めてすべてを使い切ることがおすすめです。またうどんなどの炭水化物と一緒に食することで、ナイアシンがエネルギーを作る働きを助けるため、さらに栄養効果が高まります。骨まで食べればカルシウムも摂取することができ、強いからだのもととなります。

Profile

写真:管理栄養士・料理研究家 村田裕子さん
村田裕子/管理栄養士・料理研究家
雑誌編集者として世界各国を訪れ、海外の食文化に魅せられたことをきっかけに料理の道へ。フランス、イタリア、オーストラリア、中国、京都で料理・製菓を学び、管理栄養士・料理研究家として雑誌、新聞、テレビなどでレシピ提案、食品会社・食品関連会社などで商品開発やアドバイザーとして携わる。